今回もフットケア難民 巻き爪です
巻き爪で悩む中学1年生の女の子が親御さんとご相談に来店されました。
二週間に一度病院で爪切りの処置をしてもらっています。
毎回痛くてとても辛いようです…
化膿止めの薬も服用… それが小学生の時から一年も続いてます。
当然その事について親御さんもとても心配されてます。
爪のカットは対処療法です。
化膿予防の薬も対処療法です… 繰り返します。
子供なのに一生続けるのでしょうか?
巻き爪の原因は外部からの圧迫の他に指に荷重出来ていないことが原因となります。
この子の足はウィズ(幅)が荷重時でB~C、非荷重でA以下と言う極細足です。
でも一般的に売られている靴は幅が広めの靴ばかりです。
幅の狭い人は靴選びに苦労されています…
部活動で使用する靴も幅が広く紐を締め切っても余る感じです。
日常履きも含め靴内で足が滑り指が圧迫、それに伴い指にもしっかりと体重を乗せられていない歩き方です。
今回は甲周りに余裕がある為、厚さ6ミリのインソールを使い、指が使いやすいようにアーチパッド調整とケアソクの合わせ技そして歩行指導させて頂きました。
初めはペタペタと足音を立てて歩いていて、スムーズに体重移動ができていない感じです。
アーチパッドの調整をしながら歩いて頂くと徐々に足音もしなくなりうまく歩けているようです。
この調子で意識して歩いて頂くと爪の状態も変化してくると思います。
今後は経過観察もしながらフットケアのスペシャリストにもアドバイスを仰ぎ、何とか救い出してあげたいですね‼️
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